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悲しいニュースです、キース・ジャレット手にまひ

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 最近のアメリカからのニュースは、大統領選一色という感じで、日本のワイドショーなどでも盛んに取り上げられており、CNNを日常的に視聴している私も本当に興味が尽きないのですが、同じアメリカ発の、10月22日付けの朝日新聞夕刊の、キース・ジャレットが手に麻痺があり、復帰困難というニュースに目がとまりました。

 

 同紙によると、これはニューヨーク・タイムズ紙が本人に取材し、10月21日に伝えた内容で、キース・ジャレットは2018年に2度の脳卒中を起こし、その後遺症でピアノを「私は(同じように)弾けない」(同紙)と語ったようです。
 

 悲しいニュースです。私もジャズファンの一人として、キース・ジャレットがかつて組んだベイス「ゲイリー・ピーコック」、ドラム「ジャック・ディジョネット」の、スタンダードを中心としたトリオ演奏の大ファンで、写真の「枯葉」(ライブ)は勿論、なかなか日本の中古レコード屋になかったので、「Discogs」というサイトを通じて「Standards Vol.2」というアルバムを、海外のユーザーから購入したこともあります。
 

 本当にレコード盤がすり切れる位この辺りのアルバムは繰り返し聴いています。キース・ジャレットの演奏は、魂を揺さぶる演奏で、何度聴いてもいいのです。
 

 報道によると、キース・ジャレットも75歳。本人にしかわからない「身体的にもどかしくなる」(同紙)状態。本当に悲しいニュースです。

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