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「ハードワーキングこそが勝利の道」(日本電産社長永守氏)

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 4月が始まりました。新しい年度の開始です。新しいスーツを着た新入社員がぞろぞろと移動する光景が、ここ新大阪でもよく見られます。


  ちょっとしたきっかけで、今週から日経産業新聞と日経MJを期間限定で読むことになったのですが、日経産業新聞の「社会に出ていく君たちへ トップからのメッセージ」はおもしろいですね。ミクシィ社長の笠原氏、岡野工業社長の岡野氏、ベルリッツCEO内永氏などが、新入社員向けのメッセージを書かれているのですが、昨日6日の日本電産社長の永守氏のメッセージは強烈でした。

 永守氏は、「どんな競争も、結局最後に勝つのは『ハードワーキング』です。経営者をはじめ、従業員一人ひとりが一生懸命働くことが、企業の成長を支えています。世の中にうまい話はありません。」と述べられ、67歳の氏は、「今でも朝一番に会社に出社し、誰もいない秘書室や社長室の電気をつけています。」と書かれています。「ワークライフバランス」などに象徴される働き方が叫ばれるこの時代に、いわば高度成長時代に叫ばれた「モーレツ社員」の働き方こそが勝利の道だと、永守氏は述べられているわけですね。

 そう言えば、ランチェスター経営で有名な竹田陽一氏が、その共著「小さな会社★儲けのルール」(フォレスト出版)の中でも、「人生=才能×時間の2乗+過去の蓄積」だとして、「才能」や「過去の蓄積」がなくても、「時間」だけはかけることができ、「人並み以上の成果を望むのなら、長時間労働は不可欠」と書かれていました。「エジソンは年間6500時間で、それを40年間。キューリー夫人も5000時間を35年はやってますね。本田宗一郎さんは一代で世界のホンダを作った人ですが、あの方も5500時間を35年やってます。」とのこと。

 確かに最近の日本は週休2日が普及し、しかも祝祭日も以前と比べるとかなり多くなり、休みが多くなったのは確かです。しかし、それに反比例するかのように日本経済の強さが揺らぎ、長期のデフレ不況に突入し、新興国に脅かされる日本経済であるのも確かです。何もワーカホリックになれというわけでないですが、永守氏のいうように、「ハードワーキング」があってこその、企業の成長、ひいては日本経済の成長があるのでしょうね。小さな組織ですが、「アイリス行政書士法人」を率いる私角野も、「ハードワーキング」が当法人の成長につながると考え、経営、活動したいと考えます。

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