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大阪独自のルール・再考

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  このひとり言も20年近く書いていると過去の考え方と今の考え方が変わっていることがあります。

 2013年11月のひとり言で私は、エスカレーターの乗り方について、急いでいる人のために大阪では「右開け」、出張で見かけた東京、名古屋、福岡は「左開け」で、地域ごとのルールがある、ということを書いています。

 しかし、ここ1年くらい、私は、エスカレーターを左右2列に並び、立ち止まって利用することを心掛けています。空いている左側のスペースに、後ろから歩いてくる人に気にすることなく立ち止まります。

 きっかけは、昨年開催された大阪・関西万博でした。大阪メトロ本町駅構内は、当時万博のお客さんでかなりの混雑。そのとき混雑の整理にあたっていたガードマンのアナウンスが、「エレベーターは2列で並んで止まった方が速いですよ」というものでした。

 この時、多くの人は2列で立ち止まってエスカレーターに乗っていたのです。周りの人からも「止まった方が速いねんて」という声が聞こえました。目から鱗が落ちた感じでした。

 それ以前に、テレビの番組で、ある都市でのエレベーターの乗り方の実証実験を行っていたことがあります。歩くスペースを開けた場合と、2列立ち止まった場合とで、どちらが多くの人を運べるかという実験です。2列立ち止まっ方が、多くの人が運べたというものでした。事実そのようです。

 しかし、やはり長年の習慣で、片側は「いらちな、歩かな損」みたいな同調圧力の下、左側を歩く、または左側を開ける習慣を続けていたのです。しかし、少数の歩く人のために、非常に多くの人が整然と右側に立っているのは、どう見たって異様な光景です。また、右側に立ち止まるために、非常に多くの人がエスカレーターの右側に乗るのを待っているのも不合理です。大阪梅田では日常茶飯事な光景ですが、おかしなことです。杓子定規なルールではなく、もっと柔軟に対応すべきです。

 最近、大阪メトロの駅構内のアナウンスで、「エスカレーターは左右2列で立ち止まってご利用ください」が頻繁に流れています。一度これまで当たり前と思っていた習慣を、自分の頭で考え直してみませんか。

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