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熱烈起業家支援プロジェクト①~起業・会社設立を考える

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 アイリス行政書士法人では、2011年特に起業家支援に力を入れて参ります。そのプロジェクトの名前は、「熱烈起業家支援プロジェクト」です。この日本では、事業を興す「開業率」よりも、事業をやめてしまう「廃業率」の方が上回る状態が長きにわたり続いております。これには、いろいろな要因が重なっているように思いますが、やはり「チャレンジする」という気概のようなものが日本人全体になくなり、なんとなくの「閉塞感」みたいな気分により、「現状維持」指向が根付いてしまったからのように思います。

 もちろん、誰でも彼でも起業に「チャレンジする」ことを安易に勧めることはできるはずはありません。今をときめくユニクロの柳井社長もその自著「一勝九敗」(新潮社、写真)で「経営は試行錯誤の連続で、失敗談は限りなくある。商売は失敗がつきものだ。10回新しいことを始めれば9回は失敗する。成功した経営者のなかには、もっと凄まじく『100回に1回程度しか成功しない』などとおっしゃる方もいる。」と述べておられるように、現実はいつでも非常に厳しいものです。

しかし、「チャレンジする」のが人生、生きる目的だといえないでしょうか。本田宗一郎氏が「俺の考え」(新潮文庫)のなかで「人は坐ったり、寝たりしている分には倒れることはないが、何かをやろうとして立って歩いたり、駆け出したりすれば、石につまずいてひっくり返ったり、並木に頭をぶつけることもある。だが、たとえ頭にコブをつくっても、膝小僧をすりむいても、坐ったり寝ころんだりしている連中よりも前進がある。大怪我をして病院へかつぎこまれて、たとえ振り出しに戻されたところで、この次はあんなヘマをやらずに駆けてみせよう、という意義のある経験になるわけだ。だから、往々世の中では坐ったり、寝転んだりしている人間がけがをしたりコブをつくったりする人間をみて嘲笑するようなことがあるけれども、これは大変なお門違いなことである。そういう連中は最後には嘲笑されることを知らぬバカ者なのである。」ということを書いておられます。

 すこし乱暴な表現もありますが、人が生きることは、日々新たに成長して、何かを得ていくことだとしたら、本田宗一郎氏の言うとおり「何かをやろうとして立って歩いたり。駆け出す」ことは、人間そのものだと言えます。

 「働く」ことが人間の営みだとしたら、それが、他者の判断ではなく、自分の判断で「働く」ことが可能な、起業、会社設立を今年は考えてみませんか。この「角野のひとり言」では、「熱烈起業家支援プロジェクト」をシリーズ化し、起業、会社設立のための考え方、制度、方法などを考えていきます。


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