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「やれていないこと」は優先順位の低いこと

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 最近買った本で、小学生の息子にも一文を読み聞かせたものに「ボールのようなことば。」
(糸井重里著、ほぼ日文庫)があります。この本はこれまで糸井重里氏が書いた原稿から、詩的で、哲学的な短文を集めた面白い本なのですが、次の文章を読み聞かせました。

「だいたいの『やれていないこと』というのは、その人の中で優先順位の低いことばっかりなんだ。歯を磨くことを、『どうでもいいや』と思っている人は、磨かないっていうだけのことだよ、きっと。」(同書P109)

 ご飯を食べても歯を磨こうとしない息子にいつも「早く歯を磨け!」と怒鳴っている私に、ちょうどいいやと思ってこの文章を音読して、読み聞かせました。するとすかさず「優先順位って何?」と息子が聞いてきました。

 確かに糸井重里氏が言うように、人生において「やれた」ことと「やれていない」ことを一つ一つ挙げていくと、「やれた」ことは、自分の中で意識するとしないにかかわらず「優先順位」が高いものですね。仕事の問題、家族の問題など行動の「選択」を迫られる際には、無意識にこの「優先順位」を考えているわけですね。「どうでもいいや」と思っていることは「選択」しないわけです。当然と云えば当然のことですが、結果的に「どうでもいいや」と思っていることは、自分には起こらないのです。

 他の人にできて、自分にはできていないこと、あるいはその逆のことでも、結局はその人が「そうしたい」あるいは、「そうすべき」と心の中で強く思っているか否かなのであって、つまり俗にいう「やる気」なのですね。

 ちなみ息子は、やはりいまだに食後に歯を磨こうとしておりません。やれやれ。

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