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熱烈起業家支援プロジェクト⑩~会社の解体と個人の起業(神田正典氏)

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神田正典氏の「2022-これからできる人の条件」(PHPビジネス新書)を読みました。神田節真骨頂とも言える内容で、既存の会社組織の解体とそれを支える個人の起業を熱くアピールする、エキサイティングな内容でした。


私角野も、およそ10年くらい前から、「口コミ伝染病」(フォレスト出版)、「非常識な成功法」(フォレスト出版)「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」(ダイヤモンド社)、「成功者の告白」(講談社プラスアルファ文庫)などの神田氏の著作を読み、付箋を付けて勉強しました。どちらかというとこれらは、マーケティング、成功法に関する内容が多かったのですが、今回の「2022-これからできる人の条件」では、ご自身のがんとの闘病の告白と、経営する会社の上場準備に向けて生じた失敗が率直に書かれており、また勉強になりました。

特に、ご自身が1998年に立ち上げて、順風満帆であった会社を、自らは「経営者としての器がない」と判断、代表取締役を降り、外部から有能な社長を迎え、上場準備に入ったことから、会社組織が硬直化し、社内が動かなくなったというあたりの記述は、「事業が成長期を過ぎれば、どのように組織が硬直化」していくのかを、神田氏自身が体験したというリアリティで、説得力があります。私が購読している2月24日付けのメルマガの中で、この会社の社員の方の文章で、会社自身は、「解体」し、社員の方々は、起業する=「フリーエージェント」になるようですね。この本で書かれてある内容を実践するようです。驚きです。

この本の中で、神田氏は、組織が動かなくなる理由を、会社の競争力の源泉となる「経営効率性」「顧客との親近感」「商品・サービスの革新性」が、互いに衝突しあうからだと分析されています。たとえば、「顧客との親近感」を重視すると、それは「経営の効率性」から外れてしまう。「商品・サービスの革新性」を重視すると、既存の「顧客との親近感」が失われるというジレンマが生じるというわけです。ですが、神田氏は、これからのビジネスは、「顧客との親近感」が重視されるものに変わっていくと分析されています。このあたり、今後のビジネスを展開する上で、参考になります。

2012年も始まってすでに2か月。確かに神田氏の言うように、これから10年をどういう生き方を選択するのかが、個人個人に問われている時代で、またそれが元気のある日本を作り出す源泉となるのでしょうね。

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