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ガザ攻撃に心が痛みます②

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 このコーナーでイスラエルによるガザ侵攻、戦争の話題を取り上げたのが昨年11月。すでにこの侵攻が始まって半年以上が経ちます。その間パレスチナ人の死者が3万人を超え、連日イスラエルによる病院への攻撃、病院敷地からの400人近くの遺体の発見また乳幼児の飢餓など、パレスチナ人に対するジェノサイド(民族虐殺)とも言える行為が報じられています。

 こうした中、アメリカの学生達もコロンビア大などガザ攻撃に抗議するデモ、大学占拠を展開、1000人以上の学生が逮捕されるなど、現在進行形で事態が動いています。

 本日5月2日付け日経新聞では、国際刑事司法裁判所(ICC)が、イスラエルのネタニヤフ首相らに対する逮捕状を出すとの観測もあるとのこと。これは北部のシファ病院攻撃や、南部ハンユニスのナセル病院の地下から400人近くの遺体の発見されたことに関する戦争犯罪行為の疑惑についてのものです。

 しかし、報道によるとネタニヤフ首相は、更に最南端ラファの地上作戦を準備していると言います。

 一体このイスラエルは何人のパレスチナ人を殺せば気が済むのでしょうか。そして私が一番に疑問なのは、自らがナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺という「被害者」であったその人達が、今度はパレスチナ人虐殺という「加害者」になってしまっているというその事実です。その悲惨さ、「やってはいけない」を一番わかっている「被害者」がなぜ同じような「加害」をすることができるのか。それを現在進行形で進め、また我々は、この歴史の目撃者となっているという事実です。

 もちろん、CNNなどの報道を観ていると、全てのイスラエル人がこのガザ侵攻を支持しているわけではなく、侵攻に反対する学者や侵攻反対のデモに参加し、イスラエルの親族から批判を受けている在米イスラエル人学生の存在なども知っています。一方でネタニヤフ首相の自らの汚職容疑を逃れるための、ネタニヤフのための戦争とも言われています。

 ともかく、このひどい戦争を直ちにイスラエルはやめる(CEASEFIRE)こと。世界は、この戦争を止めさせること。このようなことを考えています。
 

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