新着情報WHAT'S NEW

仕事始め後の3連休ですね

ブログ

当事務所も5日から仕事始めですが、世間はすでに3連休。なかなか仕事モードに入りにくいですね。

 

今日も来客があり、その後たまっていた仕事の準備などを少し行っていますが、今日夜は高校時代の友達に会うために神戸に向かうことになっています。仲の良かった友達7人くらいで会うのですが、2年前、昨年に会った友達もいるのですが、中には20年ぶりくらいに会う友達もいて、自分も含めてその変わりぶりがみものです。

 

私の通っていた高校には、一風変わった先生が多く、教えられていた勉強の中身よりも、今も印象に残っているのは、脱線した話とか変わった授業方法です。あるとき漢文の先生が、「君たちが卒業して何十年かたった後にこの漢詩を読めば、その心境がわかるようになるんやで。」と話していたのですが、その漢文の中身はともかく、10代の高校時代に学んだ内容は、実は大人になってから役に立つ内容が本当は多いのかも知れません。また、高校3年生の英語の選択授業では、キング牧師のスピーチをテープで流し、そのプリントを読まされたこともあります。今から思うとかなりユニークな授業です。

 

かくいう私角野も昨年あたりから「論語」にはまっており、この「角野のひとり言」にもシリーズとして書いています。やはり「論語」なども、高校生にとってはその漢文習熟のための道具として使うだけ、つまり受験勉強のための道具扱いであり、「論語」そのものに書いてある中身を理解、身を以て学習しようとするには、やはりそれなりの歳月、人生経験が必要なのだと思います。今日の日経新聞プラス1に「人間関係 よりよくするには」の5位に「自分がされて嫌なことはしない」ということが出ていましたが、これも「論語」の「恕」という考え方ですね。この内容については、「角野のひとり言」の2011年6月4日でも触れました。

 

そういう意味では、もう一度高校時代に戻って、受験勉強という枠を払って同じ授業を聞けば、本当はいろんなことをそこから学べるのでしょうね。

pagetop