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父の日にファンキーな父親のことを思い出しました

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snafkin

 

 

 

 


 




 先週の日曜日は、父の日でした。お父さん達は、何か子供さんからプレゼントをもらいましたでしょうか。先週のサザエさんでは、再放送でしたが、波平が父の日にプレゼントをもらえるのかどうか、やきもきして最後家族からサプライズがあるという話でした。


 私の父は、25年前に亡くなっていますが、酒飲みのペンキ屋の職人で、私とは正反対の性格でした。500CC位の大きなバイクに乗り、仕事に出かけ、帰りは駅前の酒屋で一杯飲んで帰って来るという毎日。休みの日には、私が小学生くらいまでは、父親のバイクの後ろに乗り、六甲山の山頂まで連れて行ってもらうこともよくありました。

 私が小学校3年生の時に、大阪で万博が開催されましたが、平日に学校をずる休みして、父親のバイクの後ろに乗り、当時住んでいた神戸市北区の家から大阪府吹田市の万博会場まで、往復4時間くらいかけて行ったこともあります。当時は、バイクの同乗者にヘルメットの着用義務はなく、私はノンヘルで、しかも父親のお腹のあたりに手を回して両手を組み、つかんでいるだけの状態。小学生にさせるには、今から考えると本当に危ないのです。

 この話を、数年前当時発行していた「アイリスだより」という月1回の顧客向けの通信に書いたところ、あるお客様から「ファンキーなお父さんだったんですね」と言われました。確かに今、小学生の子供をバイクの後ろに乗せて走っている人などめったに見たことがありません。当時はOKだったとしてもノンヘル。やはり既に亡くなっている母親からも「危険だけからやめて」ということもなかったようです。確か、妹を前のバイクのタンクに乗せて、3人乗りをしたこともあります。これは、当時でも違反のはずです。小学校の先生に「角野君、昨日お父さんのオートバイの後ろに乗っていたでしょう」と微笑みながら、言われたこともあります。

 父の日に、亡くなったファンキーな父親のことを思い出しました。今でもしがみついていた、バイクに乗る父親の背中の感触が思い出されます。


 ちなみに写真は、下の中2の娘からの父の日のプレゼントで、手作りのスナフキンの人形とメッセージカードです。

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