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映画「パルプ・フィクション」で仕事術を学ぶ

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私角野の趣味の一つに映画鑑賞があります。学生時代は、当時よくあった2本立て名画座で尻が痛くなりながら映画をよく見ましたし、やはりデートの定番は映画ということも多く、その後はレンタルビデオ、DVDとなり、今は、家のケーブルテレビで観ることが多いのですが、ともかくよく映画は観てきた方だと思います。


好きな映画監督の一人がクエンティン・タランティーノ監督で、「キル・ビル 1」「キル・ビル 2」はこぞって映画館で観ました。先日家のケーブルテレビで、タランティーノ監督特集があり、録画をして「キル・ビル 1」「キル・ビル2」とアカデミー賞脚本賞など数々の賞を取った「パルプ・フィクション」を再度観ました。すでに2,3回は観ている作品です。

この「パルプ・フィクション」という映画、子供の前で観るのははばかるような内容なのですが、ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソンの演じるマフィア組織の殺し屋2人が、引き起こすくだらない話=「パルプ・フィクション」が描かれます。

で、この映画の内容のおもしろさはさておき、映画の後半で、サミュエル・L・ジャクソンが演じる殺し屋が、車の車内で誤って銃をひき、組織を裏切った青年を殺してしまい、車内中血だらけになり、ジョン・トラボルタ共々血だらけになってしまい、その処理に困った2人は、サミュエル・L・ジャクソンが演じる殺し屋の友人宅に立ち寄ることになります。

ところが、この友人を演じるこの映画の監督でもあるタランティーノはかんかん。どうして、こんなトラブルを自分の家に持ち込むのだと、怒ります。そこで、サミュエル・L・ジャクソンは、ボスに電話、これをどうにか処理して欲しいと伝えます。ボスは、処理屋の「ミスター・ウルフ」という男にこのトラブルの処理を依頼します。この依頼を受けた「ミスター・ウルフ」は電話から9分後に、この友人宅に到着、この友人の奥さんが夜勤の仕事から帰ってくる40分までの間に、この車を清掃、殺し屋2人を着替えさせ、車を死体ごと、知り合いの自動車解体屋に持ち込み、何も無かったようにきれいに処理し、愛車の車で帰っていきます。

前々から私は、この映画の「ミスター・ウルフ」という男に、少し大げさですが、仕事における神髄、「仕事術」を感じております。まず、仕事の依頼を受けてからの、ボスに伝えた9分で現場に到着するという「時間の厳守」。また、この仕事のタイムリミットは、タランティーノ演じる友人の奥さんが帰ってくるまでの「40分」であり、この仕事の締め切りにも間に合わせるという「納期の厳守」。

また、現場に到着した際、依頼者である殺し屋2人と友人に、現状の確認と「40分」でトラブルが無かったように処理することが必要なのだという確認をとります。つまり、「依頼者が抱えている悩みを聞き出し、それをどうして欲しいのかというソリューション」を瞬時に判断しているわけです。また、俺が来たから安心しろという「安心感」を依頼者に示します。

そして、この「ミスター・ウルフ」という男は、蝶ネクタイにスーツという姿で、自らは何も行動はせず、友人からコーヒーを入れてもらい、コーヒーを飲みながら、このトラブルを抱えた殺し屋、友人に指示を出します。友人には、家の布、毛布、Tシャツなどの提供の指示。殺し屋2人には、嫌がる2人を説得し、友人宅の家にあった洗剤と布を使い車内を清掃を指示。また、知り合いの自動車解体屋に車の処理を20分くらいで行くという電話を入ます。このあたり、本当に「冷静、沈着、状況判断、ソリューションの提示、的確な指示」で、状況におろおろする殺し屋、友人とは好対照で、本当にかっこいいです。

また、何かの機会に「パルプ・フィクション」を観る機会がありましたら、是非この「ミスター・ウルフ」の「仕事術」にご注目を!きっと参考になります!

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